心の内をさらけ出して、受け入れ合う。そういった繋がりが１つ生まれるだけで、人は変わる。

(集合写真をパチリ ※掲載許可を頂いた方のみ)

昨日は、久しぶりにココトモのイベント『輪になってお話する会テーマ：人生』の司会をおこないました。

◆輪になってお話する会テーマ：人生: 少人数で輪になって、お互いの過去や悩みを含めて「人生のストーリー」を聴き合う時間を過ごすことで生まれる繋がりのあたたかさを感じてもらう会。
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http://kokotomo.com/event/

ココトモのイベントの中では、唯一「司会も自分のことを打ち明ける会」なので、いつも以上にドキドキ。僕はベースとして「人前で話すの苦手なタイプ」なので、2年近く司会をおこなっていても未だに緊張しますｗ

そんなわけで、昨日は久しぶりの司会。
ドキドキしながら自分の過去を話してきました。

勇気を出して一歩を踏み出すからこそ、自分を変えるきっかけになる

昨日のイベントでは「うつ病になったきっかけ」を話しました。
※うつ病になったきっかけはここに書ききれないので、もし良ければ、こちらのストーリーを読んでください。

僕の場合、悩んだ内容もさることながら、「周りの人に話せなかったこと」「周りの人に受け入れてもらえなかったこと」も大きな要因だったので、過去とはいえ誰かに打ち明けるのはなかなか勇気のいることです。

サイトで自己開示していてある程度受け入れてもらえることが担保されている？僕でさえ勇気がいるのだからだから、まったく自己開示していない状態でこのイベントに来て自分のことを打ち明けてくれるみんなは、本当にすごい。

昨日参加してくれた方たちも、「ずっと引きこもっていたときの気持ち」「挫折して自分が何をしたいのか分からない気持ち」「今まで周りに悩みを話せなかった気持ち」などなど、勇気を出して自分のことを赤裸々に話してくれたので、嬉しかった。そして、勇気を出して一歩を踏み出したすこそ、自分を変えるきっかけになるのかもしれないなぁと思いました。

その一歩は、一人では完結しないから、ココトモのイベントには意味がある

ココトモで初めてイベントをおこなったとき。
僕はまだ、自分自身の傷も癒えていない状態でしたが、「おそるおそる自分の過去を打ち明けて、そして、相手に受け入れてもらう」行為を通じて、「喜び」「安心」「自信」を得ることができました。

それはきっと、「悩みを解決したい気持ち」と同じぐらい、「どんな自分もさらけ出せる繋がりがほしい気持ち」を持っていたからで、そういった自分自身の感情と向き合い、勇気を出して一歩を踏み出したから、得ることができたのだと思います。そして、それは、一人では得られなかったものです。

最近、ツイッターで共感するメッセージに出会いました。

一人きりなら傷つくことも、感情が揺れ動くこともないのに、なぜ、他人を求めてしまうのか。日々の雑感は日記帳にでも書けばいいのになぜ、多くの人達が見る場所に書きたくなるのか。多分、書くことも、生きることも、誰かに見られることを通じて、はじめてその行為は完成するのだと思う。

— 坂爪圭吾 (@KeigoSakatsume) 2015, 11月 13

一人では完結しないからこそ、ココトモのイベントにも意味があるんだなぁと思います。