2018.11.14

ブログの名前の決め方まとめ!ネーミングに迷ったときのポイント

こんにちは、ゾノ( @ozonosho )です。

今回はブログの名前の決め方がテーマ!
僕自身も10以上のサイトを運営していますが、いつも最後まで迷うのがネーミングです。一言ですべてが伝わるような名前をつけられれば理想ですが、実際にはなかなか思い浮かばないんですよねぇ。

そこで今回のブログではネーミングに迷ったときのポイントをお伝えします。

目次
1.【大前提】ブログの名前はタグラインとあわせて決めること
2.ブログの名前を決める2つの方向性
3.よくあるネーミングパターン3選
4.最終決定前のチェックポイント
5.おわりに

【大前提】ブログの名前はタグラインとあわせて決めること

ブログの名前は中身が伝わるような分かりやすいネーミングであることに越したことはありませんが、必ずしもサイト名自体に記事のジャンルや特徴を含む必要はないです。

有名なブログを見渡しても「らふらく」「ハイパーメモメモ」「gori.me」など名前だけでは何のブログなのか分からない名称はたくさんありますし、世の中のサービスを見渡しても「ルノアール」「ヴィレッジバンガード」「白木屋」など名前だけではサービス内容が分からない名称はたくさんあります。自動車メーカーに至っては「トヨタ」「ホンダ」「マツダ」など、個人名だらけですw

僕個人としてもブログの名前は制作者の思い入れが何よりも大切だと感じるので、自由につけたら良いと思っています。

しかし、当然それでは読者からするとブログにたどりついたときに「このブログはどんなテーマの記事を扱っているんだろう」「どんな特徴のあるブログなんだろう」という疑問が沸きます。

こうした読者の疑問を解消するためには、ブログの名前はタグラインとあわせて決めることが必要になります。

タグラインとは

タグラインとは、サービスが提供する価値を一言で表した普遍的なメッセージのことです。

マーケティング用語集Wikiには下記のように紹介されています。

タグラインとは、顧客と潜在顧客、つまり世の中に対して、その企業やブランドが持つ感情面と機能面のベネフィット(優れた点)をわかりやすく伝えるための表現である。 またタグラインは具体的で、誰にでもわかる言葉で簡潔に書かれている必要がある。目安としては15文字程度が望ましい。

マーケティング用語集Wikiより抜粋

イメージとしてはキャッチコピーに近いですが、キャッチコピーが時期や商品ごとに変わるメッセージなのにたいしてタグラインは普遍的なメッセージになります。そのため、キャッチコピーとして使われ続けた結果タグラインに昇華するケースもあります。

タグラインはサービス名とあわせて表示されます。

いくつか具体例を見てみましょう。

スシローのタグライン
「うまいすしを、 腹一杯。」
ヴィレッジバンガードのタグライン
「遊べる本屋」
ルノアールのタグライン
「都会のオアシス」

このように、タグラインをサービス名とあわせて表示ことで、サービス名だけでは分からなかったサービスの特徴が伝わるようになります。

つまりブログ名が「俺のブログ」だろうと「晴れときどき曇り」だろうと、タグラインを設定すれば問題ないということです!

タグラインの中にはマクドナルドの「I’m lovin’ it」やインテルの「インテル入ってる」などイメージ訴求を目的としたものもありますが、サービス自体が有名でない場合にはこれだけだと何を表すサービスなのか伝わらないため、これからブログを始める方は具体的な特徴が伝わるタグラインのほうが良いでしょう。

タグラインをブログ名のそばにいつも表示することでどの記事からたどりついた人でもすぐにブログの特徴が分かるようになりますので、ぜひご自身のブログのタグラインを考えてみてください(*´`)

※今回はブログの名前の決め方がメインテーマなのでタグラインの説明はこのあたりにしておきますが、タグラインはとても奥深いものなので興味ある方はぜひネットなどで調べてみてください

ブログの名前を決める2つの方向性

ブログの名前の決め方:ブログの名前を決める2つの方向性

ここまでの説明で「タグラインさえ設定すればブログの名前は自由に決めて大丈夫!」ということが分かったと思います。ここからはブログの名前に迷った方へ向けてブログの名前を決める2つの方向性をお伝えします。

【自分目線】愛着が沸くことを大切にする

僕の経験上、ブログの名前は自分が愛着の沸く名前であることが何よりも大切だと感じます。

タグラインさえしっかり設定してあればブログの名前は自由で構わないので、だとしたらそのブログに一番触れる機会の多い自分自身が好きな名前をつけてあげてほしいです。

というのも、分かりやすさを狙って「wordpressビギナーガイド」のような名前をつけたとしても、ブログを書く本人がその名前にワクワクしなかったら不思議と記事を書くモチベーションが上がらないんですよね。

だったらいっそのこと自分の名前をサイト名にしちゃうぐらいのほうが、承認欲求(あるいは自分ブランディング欲求)全開の素直な気持ちで記事を書けると思います。

【読者目線】分かりやすさを第一にする

自分の中でブログの名前にこだわりが無ければ、読者第一で考えると良いでしょう。

具体的には、先ほどはボツにした「wordpressビギナーガイド」のようにブログ名自体に記事のジャンルや特徴が含まれていることがポイントになります。

この場合はタグラインと組み合わせることでブログの特徴をさらに詳細に伝えることができるという大きなメリットがあります。

尚、分かりやすさを第一にする場合でも、最終的には挙がった案の中でもっとも愛着の沸く名前を選ぶことをおすすめします。

よくあるネーミングパターン3選

ブログの名前の決め方:よくあるネーミングパターン3選

ブログの名前の方向性が決まったら、あとは実際に名前をつけるだけです。ここからはよくあるネーミングパターン3選を見ていきましょう。

①ブログのメインキーワードを入れる

たとえばSEOがテーマのブログであれば「SEO〇〇」や「〇〇SEO」といった名前をつける方法です。取り上げるテーマが決まっているブログの場合だと、この方法を遣えば簡単に名前を決められます。

ブログ名の実例
  • SEOラボ
  • 保険の教科書
  • 仮想通貨のいろは

一目でブログの内容が分かるようになるため、読者目線のブログを作りたい方には特におすすめの方法になります。

さらに、個人名と組み合わせて名前をつけているケースもよくあります。

ブログ名の実例
  • パシのSEOブログ
  • 保険アナリスト植村信保のブログ
  • 丸の内OL3年目 玲奈の仮想通貨ブログ

個人名とメインキーワードを組み合わせれば、自分の愛着を大切にしつつ読者目線も取り入れたブログの名前にすることができます。

②2つ以上の言葉を組み合わせて造語をつくる

ブログに複数の特徴やテーマがある場合には、組み合わせて造語をつくる方法がおすすめです。

ブログ名の実例
  • むすメモ(娘+メモ)
  • ニャート(ニート+猫)
  • Naver(Navigate:航海+er:〇〇する人)

この方法は複数の特徴をまとめて伝えることができます。また、他のブログ名とかぶることも少なく、知名度が上がれば独自の地位を築きやすいというメリットがあります。

③個人名やハンドルネームを入れる

個人ブロガーさんだとはじめは個人名やハンドルネームを入れることが多いでしょう。書き手であるあなたを主役にしたネーミングなので、一目であなたのブログだと分かります。

ブログ名の実例
  • Chikirinの日記
  • はあちゅうオフィシャルブログ
  • ホリエモンドットコム

この方法は個人を目立たせたい場合に用いられることが多いです。ブログ自体に人気が出てくれば個人のブランディングに直結するため、取材や出版のオファーにも繋がりやすいです。

自分を宣伝したい人には最適な方法でしょう。

最終決定前のチェックポイント

ブログの名前の決め方:最終決定前のチェックポイント

ブログの名前の候補が決まったら、最終決定前に下記5つのポイントをチェックしましょう。

①覚えやすいか

まずは覚えやすいかどうかです。
ブログの名前が記憶に残りやすいと、それだけでリピーターに検索してもらえる可能性が高くなります。

たまたまあなたのブログの記事にたどりついた人が「このブログの記事は良い内容だ」と思ってくれたとしても、ブログの名前が覚えにくいとまた訪れようとしたときにブログ名が分からずたどりつけないという事態が起こります。

ブログの名前が覚えやすいかどうかは下記のポイントが参考になります。

覚えやすいブログ名のポイント
  • リズム感が良い
  • 難しい言葉が含まれていない
  • メッセージ性がある(例:まだ東京で消耗してるの?)

ブログの名前は何よりも愛着が沸くことが大切と書きましたが、個人名をブログ名にする方は特にはじめのうち覚えやすさの点で弱くなるので注意が必要です。

②長い名前の場合は略せるか

ブログ名が長い場合は略せるかどうかも大切です。
リピーターからすると検索したりSNSに投稿したりする度に長い名前を入力するのは億劫なので、語呂良く略せる名前のほうが好まれます。

ブログの名前が略せるかどうかは下記のポイントが参考になります。

略せるブログ名のポイント
  • 頭文字を取ったときに語呂が良い(例:ケンタッキーフライドチキン→ケンタ)
  • 2つに分割して頭文字をあわせたときに語呂が良い(例:ブロガーズギルド→ブロギル)

ちなみにこの観点からいうと、当サイト「Adventure Life」は略そうとすると「アドベ」または「アドライ」になるのであんまり良くない例となりますw

③他のブログや企業とかぶっていないか

当たり前ですが、有名なブログや企業の名前とかぶっている場合は避けたほうが良いでしょう。大半の人が他のブログや企業を連想してしまう名前だと、自分の色を出す前に既存のブログや企業のイメージが勝ってしまいます。

また、有名でなくとも同じ名前のブログや企業がすでにある場合は注意が必要です。ブログ名で検索したときにあなたのブログよりも上位に既存のブログや企業サイトが表示される可能性が高いからです。

そのため、ブログ名を決定する前に一度その名前でググってみることをおすすめします。

④フォロー&シェアすることに抵抗がないか

奇をてらった名前は悪くありませんが、もし読者が周りに紹介するのに抵抗の沸く名前だとしたら注意が必要です。

ブログは検索流入だけでなくSNSからの流入も多く望めます。フォローしたりシェアしたりすることに抵抗の沸く名前だと、貴重なSNSからの流入チャンスを逃してしまう可能性があるので気をつけましょう。

⑤ドメインは取得できるか

忘れてはいけないのがドメインの取得状況です。
どんなに気に入った名前でも、ドメインに空きがないとURLをブログ名と揃えることができません。

もちろん何か言葉を足したり引いたりすることで近いドメインを取得することはできますが、どうせならブログ名とピッタリのドメインを取得したい方も多いと思います。

ドメインの取得状況は「お名前.com」などですぐに調べることができるので、決定前に一度調べてみることをおすすめします。

おわりに

以上、今回はブログの名前の決め方についてお話させていただきました。

僕自身さまざまなサービスを運営していますがいつも名前に迷うので・・・タグラインやネーミングのポイントについての情報が少しでも参考になれば幸いです。