WordPressで記事公開後に寄稿者が自分の投稿を編集・削除できるようにする方法
こんにちは、webエンジニアのゾノ( @ozonosho )です。
さて、今回の記事ではWordPressで記事公開後に寄稿者が自分の投稿を編集・削除できるようにする方法を紹介したいと思います。
WordPressの寄稿者(contributor)は記事が公開されるまでは自分の記事を編集・削除できますが、一度公開された記事については自分の記事であろうと編集・削除することができません。
これはこれでありがたい仕様なのですが、寄稿者がちょっとした変更を加えたい際や記事を削除したいと思った際には編集者以上のユーザーに依頼しないといけなくなるので、運用方法によっては不便が生じることも多いですよね。
ユーザー権限操作系のプラグインを入れても良いですが、実装は簡単なのでここではプラグイン無しで実装する方法をご紹介いたします。
WordPressで記事公開後に寄稿者が自分の投稿を編集・削除できるようにする方法
実装は簡単で、下記のコードをfunctions.phpに追加してください。
function add_theme_caps(){ $role = get_role( 'contributor' ); $role->add_cap( 'edit_posts' ); $role->add_cap( 'edit_published_posts' ); $role->add_cap( 'delete_published_posts' ); $role->add_cap( 'delete_posts' ); } add_action( 'admin_init', 'add_theme_caps' );
WordPressは各操作ごとに細かく権限を設定できるようになっているので、寄稿者にたいして公開後の記事を編集したり削除したりする権限を付け足してあげました。
おわりに
以上、今回の記事ではWordPressで記事公開後に寄稿者が自分の投稿を編集・削除できるようにする方法を紹介させていただきました。
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