2021.05.15

WP Mail SMTPでDMARCのワーニングが出た場合の対応について|WordPressエラー復旧

こんにちは、webエンジニアのゾノ( @ozonosho )です。

さて、今回は弊社サイトで昨日起きたメール送信トラブルについて書こうと思います。

WordPressのサイトでwp_mail関数などを利用してメールを送信すると、(送信元アドレスと実際の送信アドレスが違うなど)様々な理由で迷惑メールに振り分けられやすいです。

そのため、プラグイン「WP Mail SMTP」等を利用し、メールの送信元サーバーを定義したうえでメール配信している方は少なくないと思います。

僕もその一人だったのですが、、、

いつの間にか設定ページで下記のワーニングが出るようになっていました。

DMARC
Action Recommended: It doesn’t look like DMARC has been set up on your domain (miraitizu.com). We recommend using the DMARC protocol because it helps protect your domain from unauthorized use. Please check out our step by step guide for details on how to add this record to your domain’s DNS.

ググってみると、ドメインにたいしてDMARCと呼ばれる成りすまし対策設定がされていないことを注意するメッセージでした。

そしてDMARCが正しく設定されていない場合、yahooなど一部のメーラーでは迷惑メールフォルダに入るだけでなく(こちら側の送信は成功するのに相手側では)受信されないケースもありました。

こちらの記事に記載してあるとおり、この仕様は2020年3月より順次導入されているようです。

対応方法

僕の場合は別に成りすましをしているわけではないので、正しく設定さえおこなえば解決します。

具体的には、ドメインのTXTレコードに下記を追加します。

_dmarc.ドメイン txt v=DMARC1; p=none; rua=mailto:レポート送信先メールアドレス; ruf=mailto:レポート送信先メールアドレス;

たとえば僕の運営するサイトのドメイン「miraitizu.com」を例にすると↓になります。

_dmarc.miraitizu.com txt v=DMARC1; p=none; rua=mailto:info@miraitizu.com; ruf=mailto:info@miraitizu.com;

※設定内容について詳細を知りたい方はこちらの記事が参考になります

上記のレコードを追加したところ、プラグインのワーニングは解消されてメールもきちんと相手に受信されるようになりました。

おわりに

以上、今回の記事ではWordPressのプラグイン「WP Mail SMTP」でDMARCのワーニングが出た場合の対応について紹介させていただきました。

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