本を読んでしっくりきた考え方
「すぐ役に立つものほど、すぐに役に立たなくなる。
すぐに役に立たないものほど、長く役に立つ。」
リベラルアーツ(=一般教養)の根底にあるこの考え方、とてもしっくりきます。
日常の小さな選択から生き方の選択まで、仮に同じものを選ぶにしても様々な選択肢を知ったうえ(あるいは経験したうえ)で選ぶほうが、個人的には納得感が大きいです。
「退屈でないものには人はすぐに飽きるし、飽きないものはだいたいにおいて退屈なものだ。」
海辺のカフカに出てくるこの言葉、とてもしっくりきます。
刺激的な瞬間の中で感じる楽しさよりも、地味な繰り返しの中で静かに感じる楽しさのほうが、太く長い感情だなと個人的には感じます。
※ココトモでメンバー向けに書いた取り留めのないことの転載ブログでした