読まれやすく、記憶に残りやすい文章にはオープンクエスチョンがある
おはようございます、ゾノ( @ozonosho )です。
さて、今日はちょっとした文章テクニックに関する話を書こうと思います。
読まれやすく、記憶に残りやすい文章にはオープンクエスチョンがあるという話です。
難しい内容の長文を書くときやセールスレターなんかを書くときには効果的なテクニックです。
人はコントロールしたい生き物
突然ですが、あなたがパソコンを買いにお店に行き、少しだけ気になったパソコンの前で購入を検討している場面を想像してみてください。
そこに販売員がやってきて、あなたに以下3つのセリフのうちどれか1つを伝えようとします。
- 販売員の3つのセリフ
-
- このパソコンは最高なので絶対にこれを選ぶべきです!
- このパソコンが欲しいですか?
- このパソコンのどんなところが気になっていますか?
ちょっと極端な例ですが、、、あなたはこの3つのセリフのうちどの質問にたいして一番抵抗を感じましたか?
おそらく一番抵抗を感じたのは①ではないでしょうか。
なぜ①に抵抗を感じるのかというと、自分で選んだのではなく相手に決定権を取られてしまったからです。この瞬間、あなたの購買意欲は下がっていきます。
これは、お母さんに強制的に「宿題やりなさい!」と言われれば言われるほどやる気がなくなるのと同じ原理です笑
どういう原理かというと、『人はコントロールしたい生き物』だという原理です。
先ほどの販売員のセリフでは、①だと自分がコントロールできる余地がないので嫌気が差しちゃうわけです。
これを文章の話に置き換えると、「これは絶対に良いです」「これを使うべきです」という言葉を浴びせられるような文章は、途中で嫌気が差して読まれなくなってしまう可能性があるということです。
ちなみに人間の「コントロールしたい」という感情はとても強いもので、仕事、人間関係、日々の細かなことまであらゆるものに及びます。
※この感情を掘り下げた話はメチャ面白いので、もし興味があれば『人生は運よりも実力よりも勘違いさせる力で決まっている』という本を読んでみてください
自分が考えたことは記憶に残る
ここまでで、相手に決定権を取られてしまう①のセリフは抵抗を感じることが分かりました。
では、②と③を比べるとどうでしょうか?
まず②と③の違いは何かというと、
②はクローズドクエスチョン(2拓で回答させるもの)
③はオープンクエスチョン(自由に回答させるもの)
という点です。
どちらも決定権は自分にあるので、①に比べて②③のほうが抵抗は低く感じたと思います。
そのうえで、頭を使って考える量が大かったのは②よりも③の質問だと思います。
購入するかどうかはさておき、②よりも③の質問に答えたあとのほうがこのパソコンを欲しいと思う理由も欲しくないと思う理由がハッキリするでしょう。
それだけなく、欲しいか欲しくないかだけで答えた場合よりも、このパソコンのどこが魅力かを自分で考えた場合のほうが、このパソコンのことを忘れにくくなります。
なぜこのようなことが生まれるのかというと、『人は自分の頭で考えたことほど記憶に残りやすい』という性質があるためです。
学校の授業で一方的に聞いて覚えたことと、自分でトライ&エラーをおこなって覚えたことでは、絶対に後者のほうが記憶に残ってますよね笑
文章においても同じで、一方的に説明を続けるだけの文章と、合間合間に考えさせる質問がある文章とでは、後者のほうが記憶に残りやすい文章になります。
読者にちゃんと覚えてもらいたいことがあるのなら、問いかけを入れないとダメってことですね。
ちなみにwebライティングで有名な株式会社ウェブライダーの代表(松尾 茂起さん)によると、究極の問いかけは、
『こんなときあなたならどうしますか?』
とのことです。
たしかに、この問いかけがあるだけで一旦文章を読みとめて思考しちゃう気がします。
そんなわけで、難しい内容の長文を書くときやセールスレターなんかを書くときにはオープンクエスチョンを入れてあげることで、読まれやすく、記憶にも残りやすい文章になります。
ここまで書いておいて実は僕自身は意識してこのテクニックを使ったこと無いのですが・・・、間違いなく最良の方法なのであなたは必ず今すぐこのテクニックを使ってください!!(ダメな販売員w)
以上、それでは今日も素敵な一日をお過ごしください(*´`)