やっぱり”好き”は強い!新しいことを学ぶ一歩目は”好き”がベースにあると良いねって話
おはようございます、ゾノ( @ozonosho )です。
さて、今日のコラムでは「やっぱり”好き”のパワーは強いなぁ」と感じた話を書こうと思います。
高校生Rくんのお話
僕は現在、フリースクールに通う高校生Rくんに「3Dモデル作り」を教えています。
Rくんは車やガンモデルが好きで、「マインクラフトで使える車やガンモデルを自分で作りたい!」という想いから3Dモデル作りの勉強をはじめました。
Rくんにとってはそれが仕事に繋がるかどうかなんて関係なく“ただそれが好きだから”というのが動機のすべてです。
そんな動機でスタートしたので意欲も高く、ドキュメントが英語だらけのツールを彼はめげずに勉強し続け、1年以上かけて数百の3Dモデルを制作しました。
ちなみに僕は途中で挫折して、途中からは教えてすらいません。むしろ教えてもらっていましたw
その後、作りたかった3Dモデルをある程度作り終えたRくんには新たにやりたいことが生まれました。
それは『webサイトを作って自分の作品を公開したい』ということです。
自分が精魂込めて作った作品があるので、その作品たちを誰かと分かち合いたいという想いが芽生えたようです。
そんなわけで今年の2月頃から僕はRくんに「webサイト制作」を教えることになりました。
しかし教え始めたのも束の間のこと、コロナの影響によってフリースクールは休校になってしまいました。
まだHTMLの基礎にも入っていない段階だったので、僕としては「またフリースクールが再開してから続きを教えよう」なんて思っていたのですが、、、
つい先日Rくんから連絡が届きました。
『webサイトがある程度完成したので見てください!』
・・・え?
そして、膨大なファイルサイズで全数十ページにも及ぶサイトが送られてきました。
送られてきたサイトは、もちろん粗はありますが、それでも自分の作品をかっこよく飾りたいという想いが伝わってくるほど細かいこだわりがたくさん盛り込まれていました。
ちなみに僕は宿題なんて出していないし、彼が家で黙々とサイト制作を続けていたことすら知りませんw
送られてきたサイトを見たときに、やっぱり”好き”のパワーは強いなぁとあらためて感じました。
新しいことを学ぶ一歩目は”好き”がベースにあると良いね
そんなわけで、僕はこの出来事をつうじて”好き”のパワーをRくんから教えてもらいました。
もう少し解像度を上げると、『サイトというのは表現手段だから、表現したいものがハッキリしていて、かつ、それが”好き”ベースの人は制作意欲も高くなる』ということを感じました。
きっとこれはRくんに限らない話です。
たとえば自分のメディアを制作しようとしている場合、サイトを立ち上げてから記事を書こうと考えている人と、元々ノートやSNSに記事を書き溜めていてすでにコンテンツがある人とでは、サイト作りへの執念が全然違うと思うんですよね。
そしてその執念は「やりきる力」に繋がります。
そんなわけで、新しいことを学ぶ一歩目は”好き”がベースにあると良いなと感じる今日この頃です。
以上、それでは本日も素敵な1日をお過ごしください(*´`)