人は何度挫折しても「自分の好きなコトとは何度でも向き合う」って話。
こんばんは、ゾノ( @ozonosho )です。
今日は、何度挫折しても「自分の好きなコトとは何度でも向き合う」って話です。
今日は久しぶりに親友と一日作業を共にしました。
その親友とは約10年前に一緒にカフェを運営していました。
親友の話。
カフェをはじめた当時、その親友は美大に通っていました。
しかし、美大にいる周りの人たちと比べてしまううちに、だんだんと自信をなくしてしまいました。そして、大学を中退しました。
親友が大学を中退して時間ができたため、僕らは一緒にカフェを運営するようになりました。
カフェを運営していると、途中でさまざまな販促物が必要になりました。
当時は業者に頼めるほど資金に余裕がなかったので、その親友が何度かポスターやクーポン券などの販促物をデザインしてくれました。
本人のなかでうまく作り上げられるときもありましたが、途中でデザインと向き合うことが苦しくなってしまうときもありました。そういったときには、「もうデザインなんて嫌だ」といって、しばらくデザインから離れました。
だけど、やっぱり絵を描くことが好きなので、またしばらくすると「絵を描いてみたい」と話してくれました。
何度も何度も何度もそういった場面をみてきました。
一時的に離れるという選択も含めて、親友はいつもそのときの自分にできる範囲で美術と向き合っていました。
それから10年。
親友は現在、接客職に就いています。
お店を運営するなかで接客も好きなことの1つになったからです。
そして、何度挫折してもやっぱり絵を描くことが好きなので、接客の仕事をしながら漫画を描く教室にも通っています。
僕の話。
お店の運営をする途中で、僕はうつ病になりました。
「経営」が楽しくてお店を運営していましたが、いつからか自分に無理をさせすぎてしまっていたようで、気付いたら、好きなことが「やらなきゃいけないこと」に変わってしまっていました。
最後にはためこみすぎた無理がパンクしてしまいました。
好きなことをしているはずなのに、何もかもが手につかなくなってしまいました。
そのときには本気で「経営なんか本当は好きじゃなかったんじゃないか」「頑張らないといけない状況だったから、これが好きだと言い聞かせていただけなんじゃないか」とさえ思いました。
だから、お店を終えたときには「もう二度と経営なんてしない」と周りに話していました。
だけど僕は、やっぱり経営が好きでした。
経営が嫌になって経営から離れたのに、いざサラリーマンという道を選ぼうとすると僕の心は「好きなことから逃げちゃだめだ」と叫び続けました。何を経営したいのかすら分からないのに何度も何度も何度もその葛藤が生まれました。
そして、うつ病を抱えながらも少しずつ好きなことと向き合ってきて、今は複数の事業を運営しています。
好きなことだからこそ、向き合うのが怖い。だけど、好きなことだからこそ、諦めたくない。
好きなことだからこそ、向き合うのが怖い。
だけど、好きなことだからこそ、諦めたくない。
うまくいかないこともたくさんあるし、嫌になって離れてしまうこともたくさんあるけれど。それでも「誰がなんと言おうとやっぱり自分はこれが好きなんだ」って感じることは、何度挫折しても何度でも向き合ってしまうものなんだと思います。
仕事にできるかとか、周りよりうまくできるかとか、そういうことで悩むこともあるけれど。それ以上に「ただ純粋に好き」だから、何度挫折しても何度でも向き合ってしまうものなんだと思います。