経営の戦術を考えるときに統計データを知っているとアイデアが浮かびやすいよって話
おはようございます、ゾノ( @ozonosho )です。
さて、今日のコラムでは、経営の戦術を考えるときに統計データを知っているとアイデアが浮かびやすいよって話を書こうと思います。
さっそく実際の例をいくつか見ていきましょう。
たとえば、商品も値段も変えられないけど店舗の客単価を上げたいとき
飲食店や物販店などでは、商品や値段はなかなか変えられないけど客単価を上げたいケースってあると思います。
そんなとき、皆さんはどんな方法を思い浮かべますか?
おそらく、
・セット販売をする(これもテーミングをしっかりすれば立派な戦術!)
・レジの前に「ついで買い商品」を並べる
・税込価格を税抜価格にする笑
あたりが出てくるのではないでしょうか。
これらはもちろん素晴らしいアイデアです。しかしながら、誰でも思い浮かぶアイデアでもあるので、すぐに頭打ちになってしまうと思います。
このような場面で、たとえばあなたがこんな情報を知っていたらどうでしょうか。
『購買金額は滞在時間に比例する』
そう、だいたいのケースにおいて購買金額は滞在時間に比例するのです。
この情報を知っていたら、店内の配色や音楽を変えるだけでも客単価を上げることができます。
極端な話をしちゃえば居酒屋のトイレに話の小ネタにでもなるような面白い情報が置いてあるだけで、滞在時間が延び、客単価を上げることができます。
最初の「セット販売をする」みたいなアイデアよりも、かなり幅広く色んな案が思い浮かべられそうじゃないですか?
ちなみに店舗の場合は(席数や箱の都合があるので)必ずしも滞在時間を伸ばすことが総売上を上げることには繋がりませんが、箱の制約を受けないECサイトなどでもこの法則は成り立つので知っておくとメチャ役立ちます。
たとえば、メッチャお洒落なポートフォリオサイトを作ったのに依頼が全然来ないとき
お洒落さを追求した結果、文字が少なかったり小さかったりするポートフォリオサイトや、人の顔や感情が見えづらいポートフォリオサイトって結構よくありますよね。
メッチャお洒落・・・なのだけど、じゃあ自分が依頼するのかというと依頼しないサイト。皆さんも見ることありませんか?
↑に書いた問題点でもう答えを言ってしまったような感じではありますが、このようなサイトの依頼を増やそうと思ったときは下記の情報を知っておくと役立ちます。
『情報量と購買意欲は比例する』
そう、人は興味を持っても不安が残っているとなかなか購買にまで至らないのです。
皆さんも少し高めの商品を買おうか迷ったときってメチャメチャ情報を仕入れると思います。そして、元々興味あるものであれば情報を仕入れれば仕入れるほど欲しくなっていくと思います。
つまり、興味を持っている人がいるならば提供する情報量を増やせば購買される可能性が上がるってことですね。
この情報を知っているだけで、購買に繋げるためのアイデアが浮かびやすくなります。
近々また続きを書こうと思います!
こんな感じで、さまざまな統計データを知っているだけでアイデアの幅が広がります。
今回のコラムではもう1つ『最高のサービスを提供しているのにリピーター率が上がらないとき』に役立つ統計データを紹介しようと思っていたのですが、、、
このコラムを書いていたら「集客の基本的な考え方まとめ」みたいな記事を全5回ぐらいで書きたくなりました。
そんなわけでリピーター率を上げるための情報は近々そちらの記事で取り上げようと思うので、ぜひまた読んでいただけると嬉しいです。
それでは今日も良い一日をお過ごしください(*´`)