フリーランスの費用請求における『前払い請求』の重要性を伝えたい…!
おはようございます、ゾノ( @ozonosho )です。
さて、今日のコラムでは、僕が実体験から感じる『フリーランスの費用請求における前払いの重要性』をお伝えしたいと思います。
毎日のように聞こえてくるフリーランスの悲痛な叫び
現在僕は複数のフリーランスコミュニティに属しています。
そこで毎日のように見かけるのが『クライアントがなかなか報酬を振り込んでくれない…』という悲痛な叫びです。
支払期限を過ぎても振り込んでもらえない場合、どう考えてもクライアントが悪いです。なので一刻も早く支払いを催促した方が良いです。
・・・というのは頭では分かるのですが、多くのフリーランスは実際このような場面に遭遇すると「催促して良いのかな…」と悩んでしまいます。
クライアントとは長く良い関係を築きたいので、「催促することで相手の気分を害して今後の依頼に悪影響を与えてしまったら…」というところまで考えてしまうんですよね。
そこでおすすめしたいのが『前払い請求』です。
数十万円規模までの案件なら前払いでも依頼の成否に影響無い!気がする
先ほどの「クライアントがなかなか報酬を振り込んでくれずヤキモキする問題」は、自分の提供サービスを『前払い請求』にすることで概ね解決できます。
僕は実際に提供サービスのほとんどを前払い制にしています。
はじめは前払い請求にすることで依頼の受注率が下がるのではないかという不安もありましたが、実際に試したところ数十万円規模までの案件であれば前払い請求にしても依頼の成否にまったく影響が無いように感じます。
(ちなみに100万円を超えるような場合は前金〇割みたいな条件が好ましいです)
もちろん会社によっては支払いサイクルや支払いルールが決まっているので、結果として後払いでOKすることもあります。
ただ前提として前払い請求を掲げておけば、こちらから催促せずとも相手から「〇〇までに振り込む形でも宜しいでしょうか?」と相談してくれるので、やっぱりヤキモキすることは無くなります。
そんなわけで前払い請求はとてもおすすめです。
前払いされるとフリーランスには良いプレッシャーが働く
ここまでは「前払いにすればキャッシュが先に入って安心!」という話をしてきました。
しかし、僕が実際に前払い制にしてみて感じた一番のメリットは、キャッシュの安心とは別にありました。
一番のメリットは『先に入金があることで良いプレッシャーが働くこと』です。
具体的には、
・もうお金をもらっちゃったので、何が何でも期限どおりに約束した質以上のものを納品せねばというプレッシャー
・完成品が無いのに先にお金を払ってくれたクライアントを不安にさせないために、定期的に進捗報告せねばというプレッシャー
などです。
このプレッシャーは仕事の質と速度を上げるのに効果バツグンです。
もちろん後払いでもちゃんと仕事するのですが、先に報酬をもらうことで返報性の原理みたいなものが働くんだと思います。
入金のタイミングを変えるだけで悪いストレスが良いプレッシャーに変わるので、フリーランスの方はぜひ一度「前払い請求」を試してみてください。
以上、それでは本日も素敵な1日をお過ごしください(*´`)