いつからフリーランスに転向すれば良いのか?の疑問に答えます!
こんにちは、ゾノ( @ozonosho )です。
今日のコラムでは、度々よく受ける相談の1つ『いつからフリーランスに転向すれば良いのか』について、僕なりの考えを書きたいと思います。
大前提として、目的はそれぞれだから答えもそれぞれ
先に大切な大前提を書いておくと、「いつからフリーランスに転向すれば良いのか」という問いにたいして万人共通の答えは無いと思います。
そもそも「フリーランスになる」というのは働き方の手段の1つであって目的では無いので、それぞれの目的によってフリーランスに転向すべきタイミングも変わってくるはずです。
「お金<働き方」の場合
たとえば、
- 通勤電車が本当に苦痛で、たとえ今の給料より下がったとしても家で仕事したい
- 調子に波があってひどい時にはまともに働けないので、自分のペース配分で仕事したい
- やりたいことがあるので週5拘束されるのは絶対に嫌だ
こういう目的の人にとっては、お金よりも大事なものがあるわけです。
式にすると「お金<働き方」という感じです。
苦痛な時間を減らすことが目的ともいえるので、仮にフリーランスの仕事だけですぐに生計が立てられなくても、最低限の生活費だけアルバイト等をすれば苦痛な時間を減らせる(=目的を叶えられる)ので、今すぐ動いたほうが良いと思います。
「お金>働き方」の場合
一方で、
- フリーランスになってメチャメチャ稼ぎたい
という人もいます。
最も稼ぐための手段としてフリーランスを選ぼうとしているってことですね。
式にすると「お金>働き方」という感じです。
このような人は、今すぐフリーランスの方向に舵を切ると目的にたいして遠回りになってしまうケースがあるのを感じます。
自分の市場価値を知ることがフリーランス転向のタイミングを見極めるヒント
会社員であれば、今のスキルがどうであれ(ほとんどの会社は)保証される給料が決まっています。
しかし、フリーランスになるとそういった保証がなくなり、良くも悪くも市場価値(≒自分が世の中に提供できる価値)の分だけしか報酬を得ることができません。
そのため、今受け取っている会社の給料よりも自分の市場価値が低ければ、当然ながら受け取れる報酬は下がります。
お金を稼ぐことが目的の場合、これだと遠回りになっちゃいますね。
式にすると「会社でもらえる給料>自分の市場価値」という状況なので、まずは「会社でもらえる給料<自分の市場価値」にしないといけません。
つまり、自分の市場価値を知ることがフリーランス転向のタイミングを見極めるヒントになります。
※あくまでもお金を稼ぐことが第一目的の人の場合です
自分の市場価値を知るにはアクションしか無い(気がする)
市場価値というのは「自分が世の中に提供できる価値」であるため、どれだけの質×量、相手を喜ばせられるかの大きさがすなわち市場価値です。
相手の反応・購買というリアクションがあってはじめて提供価値の大きさが分かるので、アクション無くして測ることは難しいです。
(アクション無くしてリアクションは得られない)
仮に転職サービスで「推定市場価値:年収1000万」と出たとしても、自分個人で市場に出たらまったく売上を出せないなんてこともあります。
なので、お金を稼ぐためにフリーランスを目指す人は、
- 自分の資源やサービスを市場に提供して、今の自分の市場価値を知り、
- 自分の市場価値を上げるための努力を重ねて、
- 自分の市場価値が会社で受け取る報酬を超えたタイミングでフリーランスに転向する
ってのが、良い流れなんじゃないかなぁと思います。
ちなみに、、、
ここまで偉そうに書きましたが、僕は市場価値がゼロの状態で最初の会社を辞めたので、大赤字のスタート、独立後2週間で閉業の危機に陥りましたw
僕のようにはならぬよう、お気を付けください(*´`)