起業を考えている人は「開業の本」より「集客の本」を読んだ方がいいよ
こんにちは、ゾノ( @ozonosho )です。
先日立ち上げたwebプログラミング学習サロン『Cree』では、プログラミングだけでなくフリーランスに関する質問全般の回答をおこなっているのですが、おかげさまで本日時点でフリーランスに関する質問は0件!
そんなわけで、質問を受けていないのに勝手に回答を考えてみましたw
想定している質問は「いずれ起業しようと思っているのですがどんな本を読むべきでしょうか?」です。
この質問にたいする僕の答えは起業を考えている人は「開業の本」より「集客の本」を読んだ方がいいよなので、今日は主に起業志向の方に向けて「1に集客。2に集客。3、4に集客。そのあとに組織。」という話を書きます。
起業するときに重きを置くべきは集客
皆さんが起業しようと思ったとき、本屋で真っ先に手に取る本はきっと「独立開業の方法」とか「はじめてのフリーランス」とか、そういう本なんじゃないかなぁと思います。
要は、
・起業するための方法を知れる本
であって、
・起業したあとに事業を成功させるための方法を知れる本
では無いってことですね。
前者の本は手続きみたいな内容が多いです。
したがって著者も手続きのプロ(税理士とか)であることが多く、必然的に集客についてはネットで調べれば出てくるような浅くて広い話しか書いていないことが多いです。
逆に、後者の本はノウハウが多いです。
著者は経営者やコンサルタントであることが多く、業種やビジネスモデルごとの経験談・考え方・ノウハウが書いてあります。
どちらにも一長一短はありますが、正直今の時代「知識はネットに置いてある」ので起業するための手続きはネットだけで十分に調べることができます。
また、
起業までに準備すること:起業後に頑張ること=1:10000
ぐらいの労力の差があるので、
どちらかというと起業後に頑張ることを知っておいたほうが良いです。
では起業後に頑張ることのうち学ぶべきことは何なのか。
その答えの1つが「集客」です。
1に集客。2に集客。3、4に集客。そのあとに組織。
一般的にビジネスでつまづくポイントは大きく分けて2つあり、まず1つめが「集客」。そして2つめが「組織」です。
ビジネスモデルによっては個人や少数で事業をスケールさせることもできるので「組織」は必ずしも通る道ではありませんが、「集客」は必ずすべての起業家が通る道でありぶちあたる壁でもあります。
また、組織づくりは規模が大きくなってから生まれる問題でもあるので、「1に集客。2に集客。3、4に集客。そのあとに組織。」というわけです。
こんなことを書くと、「いやいや集客より先にコンセプトでしょう」なんて話が出てくると思いますが、強い集客は強いコンセプトありきなので『集客を学ぶこと=強いコンセプトを考えること』に繋がります。
つまり、集客を学ぶことで事業においての上位レイヤー(ビジョン・コンセプト・ターゲット)の構築方法まで学べる感じです。
そんなわけで、起業を考えている人は「開業の本」より「集客の本」を読んだ方がいいよと思います(*´`)