自分のビジネスの強みと弱みが分かる!ハイパワー・マーケティングの50の質問に答えてみた
おはようございます、ゾノ( @ozonosho )です。
さて、今日はマーケターのバイブルと称される本『ハイパワー・マーケティング』についての話です。
YouTuber兼プログラミングスクール事業の会社経営者として有名な「マコなり社長」が本気でおすすめしていたので気になって購入してみました。
まだ読み途中なので総評は控えますが、本書の中で出てきた『自分のビジネスの強みと弱みを知るための50の質問』というなかなかハードなワークに取り組んでみました。
2時間ぐらいかかる大変なワークでしたが、そのワークをおこなったおかげで僕は自分のweb制作事業におけるビジネスモデルの改善点やクリティカルな弱点がいくつか見つかりました。
取り組んで良かったなと感じるので、今日はそのワークの一部と感想をご紹介いたします。
どんな質問が登場するのか10個だけご紹介!
自分のビジネスの強みと弱みを知るための50の質問では、たとえば下記のような質問があります。
- Q.現在のビジネスを始めた理由は何ですか?(動機やきっかけなど)
- Q.ビジネスを始めたとき、クライアントはどこから得ていましたか?(どんな手順や方法、行動をとったか)
- Q.最初、クライアントはなぜあなたから買ったのでしょうか?現在、クライアントはなぜあなたから買っているのでしょうか?
- Q.クライアントに接する際のビジネスの哲学は?
- Q.新しいクライアントをもっと増やしたいですか?それとも、既存のクライアントからもっと利益を得るほうがよいですか?その理由も述べてください
- Q.クライアントと従業員、家族を除くと、あなたが成功して恩恵を受ける人は誰でしょうか?
- Q.どのようなマーケティングや販売活動により、売上やクライアントの大半が生み出されているでしょうか?
- Q.マーケティングや販売活動が、最高の結果かつ最大の利益を生んでいることを確認するために、それらの活動のさまざまな側面をテストしていますか?
- Q.競争上のあなたの最大の弱点は何ですか?具体的にどのように埋め合わせていますか?
- Q.最初の売上後、クライアントとコミュニケーションを取って再度販売するための、計画的で明確な手法はありますか?
こんな感じです。
適当に10個だけ取り上げてみましたが、本書ではこの5倍の量の質問があります。
・・・そりゃーこれだけの質問に答えれば何かしらの気付きはありますよね笑
面白いなと感じたのは、質問に答えることで気付けたことの他に、質問に答えられないことで気付けたこともあったという点です。
色んな角度から攻められるので、自分が全然何も考えられていない視点があったことに気付けました。やっぱり自分一人の視点だけで完結させちゃダメですね。。。
これはメッチャ大きな収穫でした。
また、想いの部分の振り返りから具体的なアクションの確認まで出来るので、忙しくて目の前のことに追われている状況でより効果の大きなワークだとも感じました。
僕のweb制作事業の弱みと改善点
これらの質問に答えたおかげで、僕は自分のビジネスあるいは自分自身の強みや弱みが色々ありました。
その中で、web制作事業における弱みと改善点の一部を紹介するとこんな感じです。
- 僕のweb制作事業の弱みと改善点
-
- 既存客のリピートによって売上の約50%が成り立っているのに既存客にたいしてリピートのオファーをほとんどできていない
⇒自然に再依頼がくるのを待っているだけなので、初回依頼完了時に自分から「他にこんなことできます」という情報だけでも届けるべき - 営業リソースの投資を適当な塩梅でおこなってしまっている
⇒一度目の金額が大きな案件・依頼主ほどリピートの割合が高いことが分かったので営業リソースはそこに割くべき - 初回販売後のフォローサービスが弱い
⇒案件ごとのニーズに合わせた運用・保守のサービスをつくり提供すべき - ブランディングのための具体的なアクションはしているが一貫したテーマやUSPを作れていない
⇒『個人・中小の味方』というUSPを作っていきたいかもしれない - SEO、広告、クラウドソーシング、既存客のリピート、いずれの経路もマーケティングテストをほぼ実施できていない
⇒まずはすべてのデータを記録する仕組みをつくりABテストを実施をすべき - etc…
- 既存客のリピートによって売上の約50%が成り立っているのに既存客にたいしてリピートのオファーをほとんどできていない
こんな感じです。
上司にダメ出しをしてもらったような感じです笑
自画自賛みたいになっちゃうのでここには掲載しませんが、もちろん強みについても詳細に把握することができました。
意図して積み上げてきたことがキチンと強みになっていることが分かったり、意図せず取り組んできたことが結果として強みになっていることが分かったりして、とても貴重な振り返りとなりました。
書き出してみることで『自分のビジネスの強みはこれだ』『自分が仕事において大切にしたいことはこれだ』という芯が出来るので、書き出す作業はやっぱり大切ですね。
おわりに
以上、今回はマーケターのバイブルと称される著書『ハイパワー・マーケティング』に出てきた「自分のビジネスの強みと弱みを知るためのワーク」の感想をお伝えしました。
僕もまだ読み途中ではありますが、とても役立つ本であるところは間違いないです。興味ある方はぜひ購入してみてください。
それでは本日も素敵な1日をお過ごしください(*´`)